[新築住宅]S様邸01[注文住宅]桧について

2021/08/09不動産,事例紹介

注文住宅をいただきましたので、準備に入っております。

こちらはS様邸ではなく、G様邸の準備ですがこの様に乾燥した桧を製材(引き直し)し、プレーナー(磨く)していきます。

切り出した桧を研磨します

背面が割れているけど大丈夫?

これは背割りと言って、割れているのではなく割っています。

2つの意図があって、背割りをしています。

1.表面の割れを防ぐため

2.早く乾燥させるため

の2つとなります。「強度は大丈夫なの?」となるかと思います。

が、強度低下率は数%ですし、自然に割れてしまう場合の方が致命的になる場合もありますので、割れをコントロールすると言った面でも背割りした方が良いでしょう。

「他の家だと背割りないやつだけど?」とお思いの方も居ると思います。

それは「集成材」または背割りしないでも良い木(芯去り材)だと思います。

「集成材」とは木の破片を集めてボンドで固めたものになります。

当社ではボンドの耐久性の実績が不明な事と、長年の実績(最古の木造建築物(法隆寺)が桧造り)から無垢の桧を使用しております。

「集成材」の方が安く、狂いも無いので使われる業者さんは多いと思います。

無垢材は加工が難しいので、古い大工さんが居ないと取り扱いが難しいです。値段も高いですし、しっかり乾燥させる必要もあります。

当社には熟練大工さんも居ますので、現状では無垢の国産桧を使用して家造りをしております。

建売住宅も桧造りです。

墨出し・加工

上の写真で、墨出し(木材に加工ラインを入れる)をしています。加工中の写真が無いですが、加工したものが次の写真です。

こうして木材の準備をしていきます。

本日はここまでです。

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