[新築住宅]S様邸10[注文住宅]土台
前回は基礎の立ち上がりが終わったところまででしたね。
今回は、基礎に「基礎パッキンロング」と「土台敷き」を準備しているところです。
本日中に床下断熱(一部、基礎断熱)と「剛床」まで施工すると思います。
基礎パッキンと気密パッキン
こちらの「キソパッキンロング」を基礎と土台の間に挟んでいきます。
「キソパッキン」はアンカー(基礎から出てる金物で土台を基礎に固定するもの)の部分に挟む小さいもので、今回使用する「キソパッキンロング」は土台全部に乗せる大きいものになります。
「ロング」の方が全体に乗せるので、均等に重さが乗りますし、隙間が無いので虫などが入りにくくなります。
基礎のコンクリートから出る水分が土台の桧に良くないので、間に「キソパッキンロング」を挟んでいます。
床下は乾燥している状態が良いので、全体に穴が空いている構造になっています。
こちらは「気密パッキンロング」で、穴が空いていないものです。
こんな感じで、床断熱材が入らないお部屋に施工します。今回の場合は「玄関」「風呂」で、床が無いお部屋ですね。
お風呂はTOTOのW断熱仕様ですので更に安心です。
お風呂の人通口に「キソ点検口」を設置しています。
- 気密性をキープ
- 気密材付きの点検口なので、人通口部分の気密断熱の確保が可能。点検後も蓋を閉じることで点検前と同様に浴室区画の気密断熱をしっかりと維持できます。
- 可動式で点検がスムーズ
- ロックを解除して手前に引くことで蓋が外れ、蓋を閉じれば元の状態に。気密処理の手間がなく、何度でも簡単に開閉が可能です。
さや管ヘッダー工法
上の従来の工法と比べると値段は高いですが、値段以外は圧倒的に「さや管ヘッダー工法」が上ですので、今はどこもこちらの工法を採用しているはずです。
キッチンの立ち上がり(カウンターキッチン)のところです。
土台の国産桧を基礎に固定していきます
また現場で写真を撮ったら追記していこうと思います。
今朝はここまでです。
追記→(17:30)
朝は土台の途中でしたが、昼と夕方に床断熱(スタイロフォーム)と剛床を張っている途中を撮影してきました。
床組みは、基礎立上げ部分の土台だけでなく、中間部には『鋼製束』などで碁盤の目状に床下地を組みます。鋼製束で支えられている木材を『大引き(おおびき)』と呼び、床鳴りがしないように固定します。
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